Old King Cole in Bradford
Format CDR
Label Number Ayanami - 153
Date

1972.10.11

Venue St George's Hall, Bradford, UK
Recording Audience Recordings
Member

Tony Banks : Keyboards, 12 strings Guitar, Backing Vocal
Mike Rutherford : Bass,12 strings Guitar, Bass Pedal, Backing Vocal
Peter Gabriel : Vocal, Flute,Tambourine
Steve Hackett : Guitars 12 strings Guitar
Phil Collins : Drums, Backing Vocal

Songs

01."Everybody Happy?"
02.Watcher Of The Skies
03.Get'em Out By Friday
04.The Musical Box
05.The Return Of The Giant Hogweed

Comments

Lindisfarneをメインアクトに配したChrysalisレーベルのプロモツアーにサポート・アクトとして出演した記録。この音源はマスターテープよりダイレクトに落としたものと言われている。思わせぶりな01はピーターが観客に「Everybody Happy?」と聞いて観客が「Yeah!」と絶叫するたったの 4秒間(未発表曲か?と思わない様に注意!)。02は後の定番オープニングナンバーとなる「Watcher of The Skies」だが、 よく聞くと全編タンバリンを叩きっ放しなので、まだピーターが摩訶不思議な変装を行う前の演奏だろう。また曲前にも「ニューアルバムから」というアナウンスがある。続く03前にも「アルバムのタイトルはフォックストロット」という駄目押しをしているので、このライブは「Nursery Cryme」から、より視覚的なアプローチをはじめるGenesisの通過地点のドキュメンタリーとなるはず。 観客の反応はまさに聴き込んでいるという感じだ。02や04の演奏後の観客の反応はぜひフルヴォリュームで堪能していただきたい。 臨場感バリバリだ。04演奏前のMCもはじめて聞ける内容である。どれもお馴染みの曲であるが、すべてハイテンション。ラストの「The Return Of The Giant Hogweed!」の絶叫から爆音で押しまくるエンディングは圧巻。至福の40分。Ayanamiレーベルの 宣伝文句からデータを拝借すると、このテイクは録音者のマスターテープを使用していて、この日が歴史上、GENESISにとってゲスト・アクト(前座)としてのライブの最後の日らしい。つまり、この日以降、メインアクトとしてステージに立つという記念すべき音源。収録時間の短さは 演奏・緊張感・臨場感でぶっ飛ばす1枚。録音者がうるさいのが玉に傷。

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