Last Show with Hackett
Format 2CDR
Label Number Amity 126
Date 1977.07.03
Venue Olympiahalle, Munich, Germany
Recording Audience Recordings
Member Tony Banks : Keyboards, 12 strings Guitar, Backing Vocal
Mike Rutherford : Bass,12 strings Guitar, Bass Pedal, Backing Vocal
Phil Collins : Vocal, Drums, Percussions
Steve Hackett : Guitars, 12 strings Guitar, Bass Pedal
Chester Thompson : Drums, Percussions
Songs

Disc 1
01. Squonk
02. One For The Vine
03. Robbery Assault & Battery
04. Inside And Out
05. Firth Of Fifth
06. The Carpet Crawlers

07. ...In That Quie Earth
08. Afterglow
09.I Know What I Like

Disc 2
01. MC
02.
Eleventh Earl Of Mar
03. Supper's Ready
04. Dance On A Volcano
05. ~ Drum Duet
06. Los Endos
07. The Lamb Lies Down On Broadway
08. ~ The Musical Box (closing section)

Comments

Steve Hackettが脱退したのは、このツアーのライヴアルバムをミックスダウンしている頃だという。そしてネット環境がここまで整いGENESISの行った全公演が情報収集され、ほぼ完璧なデータとして閲覧できるようにもなった。昔では考えられなかった事だ。そして、今回のタイトルは『WIND & WUTHERING』ツアーの最終日である。つまりSteve HackettがGENESISのメンバーとして同じステージに立った最後の日ということになる。昔であれば、その前の母国におけるEarl's Courtの3Daysがラストコンサートと言われていたものだが、その後、オランダ、スイス、ドイツと公演を行いこの日を持ってツアーを締めくくっている。このオーディエンス録音は前日のZURICH公演のものと比べると、音質はあきらかに落ちる。ただし、このレーベルは、鑑賞に耐えうるべきクオリティの作品をだしてくるので、そこは安心して聴くことができる。音が小さくなったりする場面があったりするのは、気にはなるが、これは録音マイクのせいであり音量が大きくなる場面などで自動的に制御してしまうハード側の原因だろう。特に低音部が響く場面にこの現象はよく起きている。話は戻り、Steve Hackettが、この時点で脱退を決意していたかどうか?は定かではないが、その宙を舞うギターサウンドを聴くことができる最後のステージであることを考えると感慨深いものがある。本人の見せ場となるDisc1の5前のMCでも「今日は寂しいことにツアーの最終日だ」とも語っている。このタイトルはそんな中期4人GENESISのラストステージのドキュメンタリー。資料的価値のあるタイトルといえる。純粋なオーディエンスなので、人気曲の大合唱などの楽しみ方は各所にある。

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