A TRICK OF THE TAIL | 
       
      
        (邦題・ア・トリック・オブ・ザ・テイル) | 
       
     
    
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        Charisma CAS 1058 
          日本盤 日本フォノグラム RJ-7305 | 
        USA盤(でも日本でのプレスという表記) 
          Mobile Fidelity Sound Lb 
          MFSL 1-062 | 
       
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        SIDE-1 
          DANCE ON A VOLCANO 
          (RUTHERFORD/BANKS/HACKETT/COLLINS) 
          ENTANGLED 
          (HACKETT/BANKS) 
          SQUONK 
          (RUTHERFORD/BANKS) 
          MAD MAN MOON 
          (BANKS) 
           
          SIDE-2 
          ROBBERY, ASSAULT AND BATTERY 
          (BANKS/COLLINS) 
          RIPPLES 
          (RUTHERFORD/BANKS) 
          A TRICK OF THE TAIL 
          (BANKS) 
          LOS ENDOS 
          (COLLINS/HACKETT/RUTHERFORD/BANKS) | 
        A面 
          ダンス・オン・ア・ボルケーノ 
           
          からまり 
           
          スコンク 
           
          マッド・マン・ムーン 
           
           
          B面 
          ロベリー 
           
          さざなみ 
           
          ア・トリック・オブ・ザ・テイル 
           
          ロス・エンドス
           
          
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          PRODUCED BY DAVID HENTSCHEL/GENESIS 
            ENGINEERED BY DAVID HENTSCHEL AND NICK BRADFORD 
            SLEEVE DESIGN BY HIPGNOSIS, ARTWORK BY COLIN ELGIE 
            RECORDED AT TRIDENT STUDIOS, LONDON, NOVEMBER 1975  | 
         
      
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          TONY BANKS/PIANO, SYNTHESIZERS, ORGAN, MELLOTRON, 12-STRINGS GUITAR, BACKING VOCAL 
            MIKE RUTHERFORD/BASS GUITAR, 12-STRINGS GUITARS, BASS PEDALS 
            PHIL COLLINS/LEAD VOCALS, DRUMS, PERCUSSION 
            STEVE HACKETT/LEAD GUITARS,12-STRINGS GUITARS  | 
         
      
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    ヴォーカリストが脱退して、後釜にドラマーがヴォーカリストに抜擢されるという「なんじゃそりゃ?」なお家騒動。しかも「当時の奥さんに「あんたが歌ったら?」って言われて」という謎の後押しも結果オーライへ。バンドはメンバーチェンジを行なわず、マイナス・ワン状態で素晴らしいアルバムを創り上げる。冒頭のアルペジオに導かれ、スタートするナンバーは7拍子アンサンブルの素晴らしいお手本。演奏がハードになり「Dance On A Volcano」「Squonk」や「Los Endos」といった曲は新たなバンドの一面を見せることになった。もちろんライヴでも人気のナンバーに。これまで、ヴォーカルが摩訶不思議な衣装や被り物で演じたライヴは、ツインドラムで迫力ある楽曲を聴かせるライヴへと変化していく。その際はPhil Collinsがドラムへ移行する。が、ここで呼んできたドラマーがBill Bruford。せっかくアルバムでは緻密なアンサンブルで新境地を見せたものの、ライヴではサポートに徹しないパーカショニストと、「やっぱり俺、ドラムを叩きてぇよ!」な実はドラマーだった人のおかげで曲によってはかなり攻撃的な印象に。それがこの時期のGENESISの持ち味でもあった。日によって出来不出来のあるのもこの時代のツアーのみ。往年のツインドラムのアンサンブルが生まれるのは、この時期の暴走演奏があったからかも知れない。 
       
      Steve HackettはPhil CollinsやMike Rutherdordの協力を得ながら、同時期にファースト・ソロ・アルバム『Voyage of Acalyte』を制作している。自分のアルバム作りに精力的になった結果、今作〜次作において断片的なアイデアを出すだけとなってしまう。 
       
      楽曲はハードになったが、Phil Collinsの歌声は繊細でそのバランスが非常に危うく美しい。既にアコースティック・アンサンブルにマッチした声質であることは実証済み。「Entangled」「Mad Man Moon」「Ripples」などにおける表現力は繊細でありつつもなかなか歌いこなせる物ではない。このアルバムからは各国でシングルカットされているナンバーが違う点も注目。 
       
      アルバムの登場人物が、それぞれ関わりあうジャケットは、ヒプノシス・チームのコリン・エルジーの筆によるもの。とてもセンスがある。コリン・エルジーは、前作のインナー袋のデザインや、次作のカヴァー・イラストも手がけている。 
       
      【備忘録】 
  「Los Endos」のエンディング間近で歌われるのは、Supper's ReadyのAs Sure As Eggs Is Eggsのフレーズ。  | 
  
  
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            Side A 
              A Trick Of TheTail 
               
            Side B 
                Ripples 
                 
                 
                CHARISMA CB 277 March 1976                | 
           
          
            | アルバムタイトルトラックをシングルカット。PVもつくられたりしたが、ライヴでは一度も演奏されていない。 | 
             
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            Side A 
A Trick Of TheTail 
 
Side B  
Squonk
 
 
 
 
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            | ドイツ盤。カップリングはSquonk。ペーパースリーブがミニチュアみたいで可愛い。 | 
           
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            Side A 
A Trick Of TheTail 
 
Side B  
A Tower Struck Down
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            | イタリア盤はSteve Hackettのソロ作との抱きあわせという珍しいシングル。 | 
           
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            Side A 
              Ripples 
               
              Side B 
              It's Yourself
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            | イタリア盤。🅱️面はアルバム未収録曲となっている。 | 
           
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              | 
            Side A 
              Entangled 
               
              Side B 
              Ripples 
               
               
               
             | 
           
          
            | USA盤。アメリカで発売されたシングル。カップリングが面白い。 | 
           
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